『忠臣蔵―瑤泉院の陰謀』が再々送決定(第71回2009年4月17日)

―5月13日〜7月15日の水曜19時―

松崎哲久前衆議院議員が湯川裕光の筆名で執筆した長編小説『瑤泉院 忠臣蔵の首謀者・浅野阿久利』(新潮文庫)は、一昨年の正月にテレビ東京の新春ワイド時代劇としてテレビ化されました。いわゆる10時間ドラマですが、過去30回の作品の中でも最高のものの一つとされています。

配役は瑤泉院(ようぜいいん)に稲森いずみさん(NHK大河ドラマ『篤姫』の大奥総取締・滝山、『平清盛』の常盤御前、日本テレビで4月15日に始まった『アイシテル』にも主演)。大石内蔵助に北大路欣也さん――この2人の間の秘められた、ほのかな慕情が物語の底を通して流れ、ふつうは悪役として登場する大老の柳沢吉保(忠臣蔵の時代の川越藩主)を高橋英樹さんが演じ、有能な幕閣の指導者として瑤泉院や大石と丁々発止のやりとりをします。

この『忠臣蔵―瑤泉院の陰謀』は2007年1月2日の午後、14時から24時まで放送されました。箱根駅伝の終了にあわせて始まった番組は主役の稲森いずみさんの悽愴な美しさが観る者を魅了し、視聴率も第1部9.2%、第2部11.2%、第3部14.5%と時間を追って上昇。とくに大石内蔵助らが吉良邸に討入りした後を扱う第3部は、瑤泉院が忠臣たちへの感謝を行動に表わす姿が感動的でした。

その年の年末には3日間にわたって再放送されましたが、このたび、テレビ東京系のBSジャパンで10時間分を10回に分けて、再々放送が実施されます。

5月13日が第1回で、毎水曜日の午後7時から8時の予定ですので、お見逃しなく。

だからこそ政権交代―官僚支配との戦い(第75回2009年4月10日)

小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反で起訴された事件は、「政権交代」が現実化しつつある中、自民党や官僚機構の危機感が歪んだ形であらわれたものだと私には思えます。大久保秘書にかけられた嫌疑は、適法だった団体間の献金の出所が西松建設と知っていたのではないか、というものです。3月3日の逮捕当時は、この献金に贈収賄目的があったかのように報道されましたが、その容疑で起訴されたのではありません。

しかし、現時点で世論が「小沢続投」に厳しいのは、検察リークに基づく報道が先行し、詳細な事実が伝わらないだけでなく、巨額な資金が小沢代表のもとへ流れこんでいること自体に違和感があるからなのは否めません。確かに、私たちふつうの民主党議員・候補者に対する政治資金とは桁が二つも違います。集まる額も少なくて、使う額も少ないのが大多数の民主党政治家の実状でしょう。だからといって、私は小沢代表が不正に支出しているとも思いません。秘書の人数、事務所の数、日米・日中の草の根交流など活動の多彩さを考えれば、並の政治家以上に資金が必要なのは自然です。政治家の行動は情緒論、印象論とは別に、1)適法か違法か、2)違法ならその程度と、3)同じ違反は誰でも同じように摘発される、という三原則を守って究明されなければ「権力の横暴」を許すことになってしまいます。

自民党の現職大臣への献金は社員に無断で名前を使い、総務部幹部がまとめて振込んだそうですが、小沢代表の陸山会には、個々の社員が同意して二つの団体に会費を払い、団体会計から寄付されていたといいます。この事例を比べてどちらが悪質かは明白です。二階経産大臣の場合は逮捕も聴取もされていないのですから(その後、実弟を聴取と報道)、明らかに公正を欠きます。

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森林都市構想に賛同を!(第74回2009年4月6日)

私たちが住む比企・入間は東京に近く、関越と圏央道、東上線と越生線、八高線などの交通結節点にありながら、山と緑と水が残されている素晴らしい地域です。この我がまちを、自然環境を守りつつ都市生活の便利さを実感できる「森林都市」と呼べるように、様々な構想が浮かびます。

1)次世代路面電車(LRT)で熊谷・森林公園駅を結び、第2期には東松山駅を経由して鴻巣まで延伸します。吉見と本川越を結ぶ案も続くでしょう。LRTは、すでに完成している道路に管理者(国と県)の同意を得て敷設しますから、一般の鉄道に比べて驚くほど低予算で可能です。

2)高坂サービスエリアのインター化で、鳩山・高坂・にっさいニュータウンの利便は飛躍的に向上します。これはETC専用出入口ならば全額国費で試行できますし、民主党政権になれば高速道路の無料化で嵐山パーキングエリアはじめもっと多くのインター開設が可能になります。

3)都市鉄道等利便増進事業として東上線の川越市駅で西武新宿線と乗り入れ可能にし、その前段階には本川越駅と市駅の南端に連絡口を設ける、などです。

このうち2)は、2003年総選挙の際にも掲げ、当選して実現へ努力しましたが、郵政解散まで1年9ヵ月では短かすぎました。1)と3)は、国土交通委員として関わった制度や予算を利用して事業化を構想し、2005年総選挙で訴えましたが、議席を失ってしまいました。いずれも既存の公共インフラ(道路・鉄道)を最大限に利用することで、なるべく環境を破壊せず、工事も簡略化して、予算を効率的に使う考え方で導入するものです。

 

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