「8月総選挙」で問う 政権交代、是か非か(第81回2009年7月6日)

09_0706_01.jpg

川島町で鳩山代表

09_0706_02.jpg

滑川町で岡田幹事長

政権交代を実現するには、衆議院で過半数を制する必要があります。定数480、現有議席は自民304、公明31で、民主112、社民7、国民新5、新党大地1と共産9、無所属9です。

民主党は社民・国民新・新党大地・新党日本と各地で選挙協力をしていますので、連立を組むとしても単独で220程度は確保しなければなりません(共産とは連立しませんが、首班指名で自民党総裁には投票しないので235程度が実質的な過半数)。

民主党の220議席獲得は比例区70として150以上の小選挙区で当選しないと実現できないのです。現職は小選挙区53人、比例区59人ですから、その全員に加えて更に50選挙区で勝利が必要です。言い換えると前々回2003年総選挙(小選挙区・比例区あわせて167人が当選)で当選したものの郵政選挙で議席を失った前議員たちが当選できれば、この条件は満たされます。つまり、松崎哲久前代議士の埼玉10区は、小選挙区での結果が全国レベルの政権交代と直結する選挙区なのです。

 

 

◆ 選挙区情勢調査も期待を上回る ◆
09_0706_03.jpg

嵐山町で菅代表代行

09_0706_04.jpg

ときがわ町小沢前代表

この想定を裏づけるように、民主党本部は埼玉10区を重点区として小選挙区での議席確保を目ざしています。幻に終わった昨秋の解散・総選挙を間近に控えた7月、岡田克也幹事長(当時は副代表)が東松山市に来援したのを皮切りに、8月には小沢一郎代表がときがわ町での「対話&バーベキュー集会」に特別参加。9月には鳩山由紀夫代表(当時は幹事長)が川島町と坂戸市・鶴ヶ島市を遊説。10月には小沢代表が東松山、菅直人代表代行が小川町と嵐山町、岡田幹事長が滑川町を遊説と、引きも切らずに党首脳の応援がありました。

大物の度重なる来援が効果絶大であることは言うまでもありません。民主党本部が実施した「選挙区情勢調査」でも、期待を上回る数値が出ていたようです。しかし、政権交代の可能性が高まるにつれ、自民・官僚政権の恐怖心が募り、政権交代を絶対阻止しようとしています。検察権力まで使ったスキャンダル探しや、宮崎県の東国原知事を総裁候補にするかのような奇手・奇策まで飛び出してきました。道のりは、まだまだ多難です。

相変わらず首相は解散を決断できず、政策判断もぶれまくり。しかし任期満了は近づき、8月総選挙で「政権交代」が問われます

 


劇団四季浅利慶太代表も来援

 

09_0706_05.jpg

川島町で鳩山代表

松崎哲久前衆議院議員の国政復帰を願って、埼玉10区を訪れているのは民主党首脳に限りません。3月28日には、劇団四季の浅利慶太代表が4人の俳優(青山弥生、五東由衣、木村花代、増本藍さん)を伴って、東松山市で開かれた後援会の春季懇親会に参加しました。しかも松崎前代議士が制作にたずさわったミュージカル『マンマ・ミーア!』『異国の丘』『南十字星』から、代表的なナンバーを歌うミニライブの上演もおこなわれたのです。

09_0706_06.jpg

嵐山町で菅代表代行

浅利代表は演出家であり、日本最大の演劇集団の主宰者であると同時に、大平内閣や中曽根内閣で首相ブレーンとして大きな影響力を発揮したことでも知られています。その浅利氏が松崎前代議士を応援するのは、四半世紀に及ぶ交流があること、劇団四季の制作活動にたずさわっていることなど個人的理由もさることながら、「政府からの要請には出来る限り協力する」という信念があるからでもあります。いま、数ヵ月を待たずに実現する可能性が高い政権交代の後には、「民主党政府」のために浅利代表と松崎前代議士のチームワークが活かされることになるでしょう。

 


松崎哲久/湯川裕光の作品

 

松崎前代議士が四季ミュージカルの台本を書くようになったのは、湯川裕光という筆名で出版した歴史小説を浅利氏が絶賛したことがきっかけでした。その作品は『瑤泉院(ようぜいいん) 忠臣蔵の首謀者・浅野阿久利』(新潮文庫)で、2007年の新春に10時間ドラマ『瑤泉院の陰謀』としてテレビ化されたものです(主演の瑤泉院に稲森いずみ、大石内蔵助に北大路欣也、大老柳沢吉保(当時の川越城主)に高橋英樹。その他、梶芽衣子、高島政伸、吹石一恵、江守徹、小倉優子らが出演)。

この他の歴史小説は織田信長と宮中の貴族女性の恋を描いた『安土幻想(あづちげんそう)』や、中国の明()みん末清(しん)初の動乱の英雄・呉三桂の純愛をテーマにした『明朝滅亡』などですが、実名の松崎哲久でも『名歌で読む日本の歴史』(文春新書)、『近代百人一首』(中央公論社)や、いち早く議員の世襲を批判した『日本型デモクラシーの逆説』(冬樹社)など多数の著書があります。

 

▲ページトップに戻る

▲ページトップに戻る