年内最終決戦に挑む(第54回2008年1月8日)

現職の代議士だったころ、元旦はまず皇居の新年祝賀の式に出席し、次いで渋谷区南平台の三木武夫邸、午後は世田谷区深沢の小沢一郎邸に参賀に回って地元に戻ることを常としていました。今年も小沢代表からお招きがあり、親しい現・前議員たちと語らって伺いました。邸内は例年にも増して人が一杯で、定刻を前に会場から溢れ出るほどでした。

小沢代表の挨拶は力強く、気迫に満ちていました。「真の意味で日本にデモクラシーが定着したといえるためには、政権交代が必要」「参議院に続いて衆議院でも過半数を取らねばならない」「火の玉となって今日から戦場に立つ」など、早くも檄が飛ばされましたが、私が最も感銘を受けたのは「今度の総選挙が最終決戦」という言葉です。

衆議院と参議院の「ねじれ状況」が現下の日本政治を膠着させ、政策決定を停滞させているのは事実です。それが国民の生活が第一と考える小沢代表をして大連立に心を傾かせた要因でもありますが……、世論は「選挙で政権交代」を目指して、次の総選挙まで待つ判断を示したのです。毎日新聞が12月に実施した世論調査によると、国民の46%が民主党に勝ってほしいと考え、自民党の33%に大差をつけています。その解散・総選挙が3・4月か、8・9月になるのは必至の情勢です。国民の生活が第一になるかどうか、日本の民主主義のみならず民主党にとっても、そして小沢代表にとっても最終決戦だという意気込みが、ひしひしと伝わってきました。

 

◆ 総選挙は4月か遅くも9月に ◆

昨年末、都心でおこなわれたシンポジウムに呼ばれて旧知の自民党代議士と討論しました。旧知ですから喧嘩腰にはならず、和気あいあいとした雰囲気での論戦でしたが、「衆・参ねじれ状況が6年は続く」「政治は不安定になる」という発言には反論せざるを得ませんでした。

参議院で先に与野党逆転したから現在がねじれているのであって、衆議院の次の総選挙で民主党が勝てば両院多数の安定した政権が生まれるのです。衆議院で過半数を確保しても参議院で抵抗されては国民本位の変革は進みません。日本の政治を「市民が主役」に変えていくために、まず参議院で与野党逆転したことは最良の順番なのです。

それも、総選挙の時期と結果次第です。首相は衆議院で首班指名されて決まります。確かに郵政選挙で小泉首相は信任されましたが、安倍政権も福田政権も、その衆議院で民意の負託を受けていないのです。衆・参で異なる多数派が形成されている以上、早期に有権者の意志を確認する必要があり、それが最終決戦となります。この1年、私も全力で駆け抜ける所存です。

▲ページトップに戻る